【新型コロナ】歌舞伎町で十数人感染、キャバクラ従業員や風俗店関係者らhttps://t.co/zT4iaH1GQT
感染経路や濃厚接触者を聞くなどしているが、協力が得られないケースが多く、実際の感染者はさらに多いとみられる。
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 1, 2020
歌舞伎町で、キャバクラや風俗店の従業員ら十数人のコロナ感染が発覚したそうです。 当サイトは池袋と埼玉のキャバクラ情報について取り上げていますが、東京の主要都市が大ダメージを受けているなか、同じく主要都市である池袋はもちろん、隣県の埼玉も対岸の火事と傍観するのは危険です。コロナの影響でかなりざわついているキャバクラ界隈に関して、一般の方や実際にキャバクラに従事する方たちの意見をまとめてみました。
歌舞伎町の病院の現状
いえーす❣️
かかりつけ医のとこと担当先の病院が新宿結構多くてさ……歌舞伎町にある病院は待機室みても、ホストかキャバ嬢ばっかりでさ、おびえてるよー😭— 😷ふにゃぽよ😷 (@Jingzi0419) April 1, 2020
コロナで特にざわついている歌舞伎町に関するツイートです。確かな情報なのかはわかりませんが、このような状況になっていてもおかしくはありません。
感染防止に努めながら営業する方法
永遠にキャバクラ営業自粛は難しいから、感染を防ぎながら働ける環境にするにはどうすればいいのかを考えたい!
お客様と1m離れて接客、もしくはガラス越しを義務付けません?
お互いに感染しないだけじゃなく、女の子は触られないし唾飛ばされないし臭い息も届かないんでwin-winな気がしまーす🙋♀️ pic.twitter.com/R0x1w0jQfM— ♡キャバ子♡ (@kyaba_career) March 31, 2020
この方の提案する方法が果たして現実的か否かは筆者にはわかりませんが、『感染を防ぎながら働ける環境にするにはどうすればいいのか 』について考えるのは良いことだと思います。ただそういう環境を用意できたところで、肝心のお客さんが外出のリスクを冒してまで来店してくれるかどうか…前例がないだけに様々な懸念点が出てきますね。
キャバ嬢を苦しめるキャバクラの制度
キャバクラ行かれる皆様へ
厚生労働省が37.5度以上の発熱で外出を控えてと言ってますが多くのキャバ嬢は当日欠勤罰金制度で働いています。
熱があっても罰金取られたくないので出勤します。
「発熱時は罰金取らないので休みましょう」なんて店はほぼないです。これを踏まえて行くかどうかのご判断を!— RIRIKA (@ririyan_n) March 24, 2020
多くのキャバクラでこのような制度が取られているとのことです。さすがにこの状況下で当日欠勤罰金制度がいまだ生きているのだとすると、お店自体が利益欲しさにコロナの蔓延に加担しているのと変わりないですよね。もちろんすべてのお店ではないと思いますが、これが事実ならキャバ嬢を食い物にしているとはこういうことです。
「無責任な批判」というコロナの二次災害
風俗キャバに行ってコロナになった人たちを強く批判するの気持ちは分からんでもないがそこにも生活のために働いてる従業員がいることを忘れちゃだめだよ 国が保証すればその人たちは働かずに済むんだよ
— 羅夢 (@rmy_2426) April 1, 2020
ただ「自粛しろ」と叫んでいる方は多くいますが、自粛した側がどうすれば今後を凌いでいけるのかまで提案している方はかなり少ないように感じます。それは政府も同じです。無責任で一方的な意見の発信は誰にでもできます。
公的に発せられた一方的な「要望」
しかしこれ「中高年に対して」「ナイトクラブやバー」(キャバクラを含むと思われる)に行くのを控えろって言うの、明らかにそこへ行く金持ってる中高年男性の保護の話であって、そこで働いてる相対的低所得層が多いだろう女性陣については感染してようが何だろうが無収入になっても耐えろって言う話?
— 風牙 (@entzauberung) March 30, 2020
小池都知事の会見に対しての反応ですが、確かにこの方の言うとおり、従業員側の都合は一切無視した一方的な意見に聞こえなくもないのが正直なところ。筆者の主観ですが、小池都知事の言ってることが間違っているのではなく、「自粛」という言葉もそうですが、結局断固とした結論なくうやむやなままなところが余計にたちが悪いと感じます。
キャバ嬢として働く方の苦境
すすきのでキャバ嬢やってますがコロナのせいでリストラ宣告受けました。
昼職もやってますが、そっちもシフトかなり減らされて3万も稼げません。家賃も払えません。
政府の対応が遅すぎる。— 愛礼-aila-♀ (@aila14992715) April 1, 2020
東京都知事の会見ぜんぶ見た。
夜の飲食店、居酒屋、カラオケ、バー、ナイトクラブに行かないようにという自粛要請たったわ〜。わかるわー!
でもキャバ嬢の汁はコロナ感染じゃなくてお金なくて家の家賃が払えずゴハンが食べられず死にそうだなぁ🤔— 汁”@四月馬鹿オワタ〜!! (@koito_mosu) March 30, 2020
私も出勤自粛したいけど、
そんなこと言ってられないんだよね。
キャバ嬢は国からの保証ないから、働かないと金がなくなって死ぬの。キャバクラやってるから貯金有るって思われてるけど、全部大学の学費で貯金無いです。
給料で生きてますこれから貯金できるほど稼げると思いません。— 安藤 伊吹 (@eve_ibukiando) March 30, 2020
国として「感染を食い止めるにはどうすればいいのか」に躍起になるのは当然ですが、今まさに苦境にあえぐ方たちに対しての対応がかなりおざなりになっていると、筆者も強く感じます。
従業員ではなく、人間としての決断
「コロナで客少ないでしょ、貢献しに来たよ」
って客がいるらしい
キャバ嬢の友人が
「既に脳みそコロナにやられてんじゃないかって思う。今の時期来てる客はどいつもマジでクソ!開けてるお店側もクソ!休めないなら辞めてやる!」
とマジギレして昨日集団で店を辞めたらしいが正しいと思うw
— 夜桜(ラッパ先輩) (@YOZAKURA0001) March 31, 2020
生活のために「なんとかお店に来てほしい」と発信するキャバ嬢の方もいますが、反対に「この時期に店に来るな」と発信するキャバ嬢の方もいます。事情が事情なだけに筆者はどちらが正しいとも間違っているとも言えませんが、国やお店に頼らず、自分で自分を守る術を考えた方が良いのかもしれません。
困惑するキャバ嬢
職種的にも出勤しない方がいいんじゃない?って周りにめちゃ言われるんだけど、これっていつまで自粛なのかもわからないしなあ…
— 借金キャバ嬢 (@okanedaisssuki) March 31, 2020
この騒動の中、今も現場で働いているキャバ嬢ですが、みな能天気に働いているのではなく、やはりそれぞれに不安や混乱を抱えながら働いています。政府が右往左往しているようでは、国民も判断をしかねてしまいます。
お店以外で稼ぐ方法を確立する子も…
日ごろからブランディングに努め、自宅に居ながらライブ配信で稼ぐ女の子もいます。ライブハウス自粛に追い込まれた音楽業界もそうですが、無観客ライブやYouTube・ライブ配信に力を入れて上手にマネタイズする方たちもいます。
各キャバクラ店のコロナに対する反応・対応
ONE TOKYO【六本木】
LUIAGUE【歌舞伎町】
CLUB PROUDIA【歌舞伎町】
ここで紹介しているお店はごく一部ですが、お店ごとにコロナ対策をしたり、臨時休業を取るお店も多くあります。策が尽きて、働いてくれているキャストさんに対して横暴な対応を取るお店もあるかと思いますが、これらのように社会情勢を鑑みて、スタッフさんやキャストさんの負担を少しでも和らげようとするお店も少なからずあります。
コロナ騒動、キャバクラ界隈に対する反応まとめ
手軽に発信できるSNSでは、個人のかなり偏った意見や過激な意見が溢れています。自身の一方的な意見を妄信している方が多く、俯瞰して物事を見れていない方が多いように思います。結局ただ過激なだけの中身の薄い意見を発信したところで、誰に対しての啓蒙にはならず、ただ自分勝手に他人を傷つける結果になるだけです。 どうにも説教臭くなってしまいましたが、他人に対して理解とリスペクトを持てる人が増え、一刻も早くコロナ騒動が終息することを祈って止みません。